初めての転職をする際に、履歴書の書き方に悩む看護師も多いのではないでしょうか。基本的な履歴書の書き方は一般的な履歴書と同じですが、看護師という職業ならではのルールもあります。看護師ならではのルールに応募先の病院を「貴院」、運営母体法人であれば「貴社」と表記することが挙げられます。また、職歴部分では「入職・退職」または「勤務・退職」と表記することも看護師ならではといえるでしょう。その他のルールは、「年号を統一させる」「修正テープを使わない」などといった一般的な履歴書と同じです。これらルールは、履歴書を作成する前にしっかり確認しておきましょう。なかでも、履歴書の項目をすべて記載し欄の空白を極力なくすことは、良い印象を与える上で重要といえます。そのため、空白にしがちな「本人希望欄」なども記載事項がない場合は「貴院の規定に従います」と記載しましょう。
履歴書を作成する際に、手書きかパソコンか悩む人もいます。どちらが正しいといったルールはありませんが、日本では比較的、履歴書は手書きという文化が残っているため、悩むようであれば手書きで履歴書を作成した方が無難です。また、履歴書を手書きすることで人柄や熱意が伝わりプラスに評価される可能性もあります。手間や時間はかかりますが、文字の美しさに自信がある、応募書類の作成に時間がとれる人にとっては手書きでの履歴書作成が良いかもしれません。手書きする際、書き直しを防ぐためにも履歴書の下書きを作成しておき、それを見ながら提出用の履歴書を書くのも有効です。その他、職歴欄や自己PRの書き方などはこちらのサイトが参考になるかもしれません。